ダイエットと便秘?

便秘になる原因の一つにダイエットがあります。体型や体重増加を気にするあまり、無理な食事制限でカロリー摂取を抑えることに集中してしまい、健康を維持するために体に必要な食物繊維やビタミン類などが不足してしまうことで便秘を起こしてしまいます。
皮肉なことに、便秘になると体重は増えてしまいます。一般的に一日に排便される便の重さは150グラム前後といわれていますから、3日間便秘が続くと500グラム弱、一週間便秘だと1キログラム以上も体重が増えてしまうことになります。
それだけではありません。便秘になると、体全体の新陳代謝が悪くなり、脂肪が溜まりやすい体質になってしまいます。さらに、基礎代謝も下がり消費カロリーも減少するため、ダイエット前と同じ生活をしていても、体重が増加してしまう太りやすい体質になってしまいます。
ですから、便秘を起こさずにダイエットを成功させるためには、食物繊維を必ず摂取するように心がけることが大切です。食物繊維が多い野菜の中でも、痩せやすい効果が期待できるキュウリや大根をおろして食べるといいでしょう。
便秘は、病気の場合を除き、生活習慣を見直すことで解消することができますから、日頃から気を付けて生活することが便秘予防になります。

便秘に効く飲み物?

便秘を根本的に解消するためには、食品だけでなく、水分の摂り方にも気を付けることが大切です。摂取している水分の量が少ないと便秘を改善することが難しくなりますから、多いと思っても一日1.5から2リットルは意識して飲むように心掛けましょう。
ここで間違えてはいけないのが、カフェインを含んだ飲み物です。お味噌汁などは水分にカウントしてもかまいませんが、お茶やコーヒーなどカフェインを含むものは別です。コーヒーを飲むと排便が促されるので便秘に効いていると勘違いしている人も多いと思いますが、これは一時的に腸に刺激が伝わっているだけで、根本的な便秘解消になっている訳ではありません。むしろカフェインは腸の悪玉菌を増やし腸内環境を悪化させる成分ですから飲みすぎには注意が必要です。
便秘解消に効果のある飲み物としては、食物繊維や腸の善玉菌を増やす働きのあるリグニンを含んだココアが上げられます。便秘に悩んでいる人は、毎朝ココアを飲むことにより便秘解消を期待できますが、甘みに砂糖を使用すると、どうしてもカロリーが高くなってしまいますから、砂糖の代わりにオリゴ糖を使うといいでしょう。また、朝起きて直ぐに飲む水や白湯も効果があります。

便秘を根本的に解消?

体に本来備わっている、自然に起こる腸の蠕動運動を取りもどし、便秘を根本的に解消するためには、毎日の食事の内容を見直す必要があります。便秘により働きが鈍くなってしまった腸の機能を回復させるには、どのような食事を摂ればいいのでしょうか。
便秘解消に大切な食品の成分として、最初にあげられるのは食物繊維です。その中でも特に不溶性食物繊維は水分を含んで便を増量させますから、便秘解消には最適な原料といえます。また、ヨーグルトなどに多く含まれているビフィズス菌に代表される善玉菌は、腸内環境を整えることで知られています。さらに、バナナなどに多く含まれるフラクトオリゴ糖は善玉菌である乳酸菌のエサとなりますから、これもまた便秘解消に良い食品といえます。その他にも、マグネシウムやカリウム、オレイン酸が多く含まれるオリーブオイルも、腸の蠕動運動を活発にさせる食品です。
便秘解消が期待できる具体的なメニューとしては、食物繊維と発酵による善玉菌や大豆オリゴ糖が豊富な納豆、食物繊維とフラクトオリゴ糖が豊富なバナナにビフィズス菌が多く含まれるヨーグルトを添えたもの、玄米やオーツ麦、トウモロコシや小麦など食物繊維がたっぷりのシリアルなどが上げられます。

便秘解消の大切さ?

もしかしたら自分は便秘かも知れないと悩んでいる女性は、意外と多いのではないでしょうか。一般的に、3日以上排便がない場合を便秘といいますが、2日に一度は排便していても、その便の状態によっては、便秘に当たることもあるので、注意しておくことが大切です。
一説によると女性の3人に2人は便秘の症状に悩まされているともいわれています。なぜ男性に比べて女性の便秘が多いのか、理由はいくつかありますが、排便時に必要な腹筋力の弱さもさることながら、だいたい月に一度の周期でくる生理の影響も大きいようです。
便は老廃物ですから、便秘の症状を自覚した場合は、なるべく早く解消することが大切です。もし便秘くらいと軽く見て、放っておいたりすると、体内で有毒ガスが発生して体に悪影響を及ぼしてしまいますし、最悪の場合、大腸がんになることも考えられますから、決してあまく見てはいけません。
だからと言って、安易に便秘薬に頼るのも考え物です。確かに市販の便秘薬を使用することで、排便を促し便秘を解消してくれますが、それはあくまでも一時的なもので、根本的な便秘体質の改善とはまったく違うものです。なぜなら、便秘薬による排便は本来の自然な腸の働きにより起こるものと異なり、半ば無理矢理に腸を刺激して起こしているからです。ですから、便秘薬を服用し、腸に不自然な刺激を与え続けてしまうと、もともと行われていた腸の蠕動運動が損なわれ、自然な排便が難しくなります。